匠フォースの導入で、70代の顧問しかできなかった見積業務を、現場の若手に継承することができました。

導入事例

匠フォースの導入で、70代の顧問しかできなかった見積業務を、現場の若手に継承することができました。

社名

株式会社今野製作所 様

業種

板金加工

従業員数

40名

所在地

東京都足立区

Before/After

  • 経営の根幹である見積業務は、70代のベテランに依存する属人化状態だった。
  • 見積ロジックが標準化されておらず、適正価格の算出ができていなかった。
  • 操作方法が簡単で、直感的に使えるシステムであること
  • 原価計算ロジックの見直しから、伴走してくれること
  • 1案件の見積時間が16分から8分に半減し、生産性が大きく向上した。
  • 原価計算ロジックを見直したことで、赤字案件を撲滅することができた。

今野社長:当社は、個別受注生産型の板金加工業です。最も重要な経営課題のうちの1つが、見積業務でした。

工場経営における値決め、つまり「見積業務」は経営の根幹ですが、
長年のベテランが一人で担当しており、70歳を超えた今、この業務を次の世代に引き継ぐことが重要な課題となっていました。

ベテランに依存した属人化状態から脱却できず、経験豊富なベテランが過去の案件の経験を頼りに見積を行っています。

特定の担当者しか対応できないと、忙しいときには見積の回答が遅くなりますし、その方が休んでしまうと、そもそも見積回答ができません。

この状況を打開するのは簡単ではありませんでした。

当社では、紙媒体で保存している図面もあれば、PDFで保存している図面もありますが、
いずれの場合も、担当者の記憶に頼って引き出す非効率さが課題となっていました。

今野社長:10年以上前から、図面をファイルに保存し、原価計算ロジックをExcelで作成しようと試みました。

しかしながら、図面と紐づいていないと妥当性の検証ができず、図面とエクセルを往復する手間が大きかったため運用には乗らず、解決には至りませんでした。

今野社長:当社ホームページへの問い合わせで、当時、東京大学の大学院に在籍していた匠技研工業の前田さんからご連絡をいただいたことがきっかけでした。

最初は、学生の卒論研究かと思っていたのですが、よくよく話を聞いてみると、当社が抱えていた往年の課題に対して、解決に挑戦をしたいとの話だったので驚きました。

今思えば、これは非常に運命的な出会いでした。

この課題が解決できるのであれば、システムを作り込んでいくために、一緒に協力していきたい。そう思いました。

今野社長:一番の特徴は、図面をすぐに検索して引っ張り出せることです。関連した仕様書や報告書もセットで保存でき、いつでも素早く引き出せる点にメリットを感じています。

図面を拡大して大きく見ることができる点や、シンプルで直感的な操作性である点もありがたいなと感じています。

導入後のサポートも丁寧で、要望にスムーズに対応していただいており、とても安心して利用しています。

今野社長:ものづくりは1社では完結しないので、加工業の横のつながりを重視しています。その上では、図面情報の共有が重要なポイントです。

匠技研工業が、日本の中小企業の優れた技術を支え、伸ばす重要なシステムを提供してくれると確信しています。

若い会社ですが、今後の成長とともに、多くの中小製造業が「匠フォース」を活用して業績を伸ばし、価値を高めていくことを期待しています。

匠フォースの機能や導入の流れについて、


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